以前に施工したお客様からのお電話で、
『父が危険な状態なので、その時はお願いします。』とのお話でした。
その夜、23時ころにご逝去されたとのお電話をいただき、病院へお迎えに上がりました。
小さな家族葬を希望されていたので、家族葬ハウス ラストハウスでゆっくりとお別れをしていただくことになりました。
家族葬ハウス ラストハウスへご遺体を搬送した時には、ご家族もかなり疲れた様子でした。
お通夜の時間に来られた親族の方は、以前にも顔を合わせた人が多く、
『今回もお世話になります。』と、度々挨拶をいただきました。
お通夜終了後、喪主様がこうおっしゃいました。
『以前に伺った葬儀で、鳩を飛ばしていたので自分の時は鳩を飛ばして欲しいから、今のうちに調べておいてくださいね。』と。
『鳩を飛ばす費用は長男に預けておきます。』とのお話でした。
お話が終わると、ご親族の方が早く帰ってゆっくり休んでくださいと、逆に気を使っていただきました。
少数の家族葬でしたが、愛情いっぱいで非常に温かいお葬式が出来たことを、
嬉しく有り難く思います。
葬儀社にとってリピートは、心から感謝出来る一時です。
お顔を合わせたことがある方がお亡くなりになっているので、担当する私たちも寂しい思いもします。
その分、しっかりとご家族の想いを旅立つ方へ伝えられるような葬儀を心がけています。