目次
埋葬許可証(まいそうきょかしょう)
火葬がすんだ後に火葬許可証に日時を記入して返却してくれます。これが埋葬許可証になります。
埋葬許可証は五年間の保存義務があるので、大事に保管しておきましょう。
埋葬する時に寺院なり、墓地管理事務所に提出します。
枕飾り(まくらかざり)
ご遺体を安置した後、枕元に小さな祭壇を設置します。これを枕飾りといいます。
枕飾りは、葬儀社が用意してくれるところが多いですが、確認が必要です。
枕経(まくらきょう)
枕飾りの後に、死者の前で行われる読経の事を、枕経と言います。
近年、枕経も省略されることが多くなりつつあります。
密教(みっきょう)
密教とは、秘密の教義と儀礼を伝承し伝えていく仏教のことをさします。
密教には、真言宗の東密と天台宗の台密の二つがあります。
台密は、比叡山を中心に発展、東密は東寺を中心に発展しました。
密葬(みっそう)
身内だけで内々に葬儀を済ませ、本葬を別途行う事を密葬と言います。
現在は周囲にしらせず、葬儀を執り行うことを密葬と言い、家族葬の一つとして用いられるケースが増えています。
無縁仏(むえんぼとけ)
弔う縁者がいない、さまよえる霊魂のことを無縁仏といいます。遊魂とも言います。
無縁墓(むえんばか・むえんぼ)
無縁捗とは継承者や縁故者がいなくなったお墓のことをいいます。
縁故者が居なくなった場合は、官報に記載したり、墓所に1年間立札などをして申し出を待ちますが、申し出が無い場合無縁とみなされ、管理者側で墓地を処分しても構わないとされています。
なかなかお参りにいけなく、久しぶりに行ったらお墓がなくなっていたなんて事が、増えているそうです。
冥福(めいふく)
冥土の幸福という意味から、よりよい世界に生まれ幸せになれる事を意味します。
弔意を表す言葉として、『冥福を祈る』という言葉がよく使われます。
喪主(もしゅ)
遺族の中で、葬儀後も故人の供養を中心になって行う人。
女性が喪主になることも、もちろん問題はありません。家族で話し合い決める事がよいでしょう。
喪中(もちゅう)
近親者が亡くなった時、一定の期間喪に服すことを、喪中と言います。
死後一年を指す場合が多いです。
一時的に社会的な慶事から外れるという意味合いがあります。
喪章(もしょう)
喪に服している事を示す黒い腕章やリボンの事を、喪章と言います。
最近では喪主のつける腕章タイプの喪章は葬儀社が用意してくれる事が多いようです。