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安置施設(あんちしせつ)
ご遺体を一時出来に保管・安置してくれる施設の事です。
病院で亡くなった後、安置施設がある式場へ移動させるケースも増えています。直葬の場合は、安置だけしてくれる施設から火葬場へ。
安置だけしてくれる業者なのか、葬儀も任せないと安置してくれないのかをきちんと確認しておきましょう。
後飾り祭壇(あとかざりさいだん)
火葬を終えたお骨を安置しておく2〜3段程の壇です。
白木で造られ白い布で覆っているものが殆んどです。お位牌・線香・供物などをお供えして、お骨を安置して供養します。
四十九日法要を迎え、納骨を終えた後は撤去します。お仏壇の中にご遺骨は安置しない考え方から、一時的に安置する壇が後飾り祭壇です。
葬儀プランに含まれる場合と、別途料金が必要な場合とあります。きちんと確認しておきましょう。
阿弥陀如来(あみだにょらい)
阿弥陀如来(あみだにょらい)は、大乗仏教の如来の一つである。梵名は「アミターバ」(अमिताभ, Amitābha)、あるいは「アミターユス」 (अमितायुस्, Amitāyus)といい、それを「阿弥陀」と音写する。「阿弥陀仏」ともいい、また略して「弥陀仏」ともいう。
Wikipedia 引用
梵名の「アミターバ」は「無限の光をもつもの」、「アミターユス」は「無限の寿命をもつもの」の意味で[1]、これを漢訳して・無量光仏、無量寿仏ともいう。無明の現世をあまねく照らす光の仏にして、空間と時間の制約を受けない仏であることをしめす。西方にある極楽浄土という仏国土(浄土)を持つ(東方は薬師如来)。
家墓(いえはか・いえばか)
『○○家の墓』『△△家先祖代々』のように、家名を刻んでいるお墓で、家族・親族の遺骨を共同で納める形態になっており、子孫へと引き継がれるお墓です。
一般的に長男がお墓を引き継ぎ、代表して供養を行ったり管理をします。
現代では個人墓や永代供養なども増えてきました。
位牌(いはい)
位牌は戒名などを記した木の板のことです。
葬儀の時には白木位牌・四十九日法要の時に本位牌(塗位牌)に作り替えます。
位牌は仏壇やお祀りする場所を考慮してサイズを選ぶ必要があります。
一般的にご本尊より小さいサイズで選びます。
一般焼香(いっぱんしょうこう)
お通夜・葬儀告別式に、家族・親族以外の立場で参列した時に、焼香をあげることを一般焼香と言います。
焼香は、喪主・遺族・親族・近親者の焼香が終わった後に、一般焼香を行います。
一般焼香の順番は、前列の座席に座っている人から順に行う事が一般的です。
エンバーミング(えんばーみんぐ)
エンバーミングとは遺体衛生保全と呼ばれ、損傷のある遺体の修復、都会では火葬場が混んでいて直ぐに火葬出来ない場合、長期間遺体を保持する必要がある場合などに用いられることを言います。
遺体を殺菌処理したうえで、保全液を体内に注入する高度な処置技術です。
専用の施設でなければ行う事は出来ません。
長期間保全する必要が無い場合や、損傷がひどくない場合は湯灌(ゆかん)や死化粧(しにげしょう)を洗濯されます。
永代供養(えいたいくよう)
永代供養とは、墓地継承者が途絶える事を前提として、寺院が代わりに一定期間供養を行う契約形態の事を言います。
永久に供養をして貰えるわけではなく、十七回忌から五十回忌までといったように寺院や管理者側が続く限り面倒をみてもらえます。
契約時にきちんと確認しましょう。
寺院や霊園によって年数・形態・供養方法が違います。料金も違いがありますので、事前によく検討する必要があります。
お香典(おこうでん)
故人の霊前に供える金品の事をお香典といいます。
一般的に香典袋に入れて、お通夜・葬儀・告別式の時に持参します。
表書きや袋、のし等は宗教・宗派や地方によって異なります。事前に確認しておきましょう。
香典の金額は決まったものはないですが、新札をさけて折り目をいれたりする地方もあります。
お布施(おふせ)
お布施とは、僧侶・宗教者へ読経や戒名をいただいたお礼として金品を渡すことを言います。
読経や戒名の対価という意味ではないので、読経料・戒名料という言葉は使いません。
お渡しする時は、半紙に包むか、白封筒に入れ水挽はかけません。『御布施』と表書きをするか何も書かなくてよいとされています。
直接お渡しするのではなく、お盆に乗せる形が好ましいとされています。
お焚き上げ(おたきあげ)
お焚き上げは不要になった仏壇などを、お寺などで焼いて供養する事を言います。
不要になった仏壇は魂抜きをして貰い、合同で供養していただく事が多いです。
お仏壇店や遺品整理会社などに問い合わせると、合同お焚き上げして貰えます。
お彼岸(おひがん)
おひがんは、『春分の日』を挟んだ一週間が春のお彼岸、『秋分の日』を挟んだ一週間が秋のお彼岸といいます。
毎年3月20日・9月23日を『お彼岸の中日』と呼びます。
お彼岸は、一年の供養の大切な節目としてお墓参りをされる方も多いです。ぼた餅やおはぎを食べる習慣などもあります。