葬儀にまつわるトラブルの原因は、準備段階にあることが多いもの。
いつ、どんなことに注意すればよいのか知っておきましよう。

病院紹介の葬儀社に頼んだら、高いお葬式になってしまった

例;父が病院で亡くなったとき、霊安室に病院指定の葬儀社の人が現れました。

「6時間しか霊安室には安置できません。」と。。

どうしたらいいのかわからなかったので、病院指定なら間違いないと思いお任せしました。

後から

200万円の葬儀の請求書が。

内容を考えると、納得できません。。

病院指定葬儀社

ポイント;病院には出入りの葬祭業者がいることがあります。

必ずしもその業者が良心的とは言えません。

病院に指定されているのは、それなりに経費がかかっています。

同じような内容の葬儀を行っても割高になりがちです。

 

病院指定の業者に搬送を依頼した後からでも、

葬儀社を変更することは可能です。

 

いったん自宅で安置をして、葬儀社を探しても問題はありません。

 

高額な追加費用に納得がいかない

例;母のお葬式の時、一式35万円の葬儀を口頭で依頼。

後日、120万円の請求書が届きました。

内容は、搬送料金・火葬料金・飲食費など。

見積もりを貰わなかった私がうかつだったのですが、

追加でかかる費用について説明が何も無かったので

納得できません。

 

ポイント;葬儀社の言う「葬儀一式」とは

一般的に祭壇・棺・人件費などです。

自社で提供できる部分を葬儀一式というようです。

実際には、斎場使用料や火葬料金、飲食接待費用や返礼品、宗教者お礼費用など。

様々な実費が必要になります。

必ず、見積書を貰うことが大事です。

見積書

お布施に相場ってあるの?

例;お布施をいくらにしたらいいのか?

葬儀社に相場を聞いたら「お経料・戒名料・お車代でお宅なら100万円くらい」と言われました。

高いと思いましたが、相場ならと包みました。

今考えると、お宅ならという言い方も釈然としませんし、高すぎる気がします。

 

ポイント;お布施は料金ではないので本来相場はありません。

あくまでも『気持ち』で差し出されるもの。

地域や寺院や僧侶によって、お布施の考え方が違います。

一般的に葬儀社に聞くと高く言われることが多いようです。

最近では、かなり抑えたお布施で受けている僧侶も増えています。

お布施

うるさい親戚の口出しで心身ともにクタクタです

例;父の葬儀に田舎から来た叔父

祭壇から遺影写真、通夜振舞いや精進落としなどの料理、火葬場の良し悪しなど。

細かいことに口出ししてきてうんざりしました。

無視するわけにもいかないので、いちいち確認はしましたがクタクタです。

ゆっくりと父とお別れが出来ませんでした。

田舎の叔父さん

ポイント;葬儀の内容や行い方は地域でかなり違います。

どうしても口うるさい叔父の場合などは、葬儀担当者に対応してもらうと上手くいく事も多いようです。

一番良いのは、『生前にエンディングノートなどに書いておくこと』です。

故人の望みを叶えてあげることが一番大事なことだと思います。