目次
現代葬儀事情
葬儀観のアンケート結果
とある調査で浮き彫りになった葬儀観の違い。
40歳以上の男女1000人を対象にインターネット調査を行った結果です。
自分の葬儀の準備
自分の葬儀の準備をしていますか?という問いに対して男性36.3%・女性63.7%と女性の方が関心が高い事がわかったそうです。
実際の終活セミナーなどでは、大体半分半分かなという印象でした。
そして、どのような準備をの問いには『エンディングノートの作成』が36.3%と最も多く回答がありました。
生前見積りは12%強、生前予約になると6%ほどになります。
今、終活セミナーでの人気は入棺体験とエンディングノートです。
夫婦の葬儀観の違い
自分が亡くなった後に葬儀をして欲しいか?という問いに対しては殆ど半々の結果です。
配偶者が亡くなった後、葬儀をしたいか?の問いに対しては約83%。
自分の葬儀より配偶者の葬儀はきちんとしたいという結果が出ています。
男女別にみると女性は夫の葬儀に対して消極的という結果も出ています。
葬儀をしたい理由
やはり『気持ちの整理をつけたい・区切りをつけたい』という理由が一番で40%近くあります。
また、配偶者が亡くなった事を知らせる意味でも行いたいという方もいます。
葬儀をするというのは周りに認知して貰い、自分の気持ちを早く整理する意味がありそうです。
葬儀をしたくない理由
したくない理由は自分の葬儀をする必要を感じないという方が多かったようです。
費用の負担や手間が面倒といった理由もあります。
自分と配偶者または家族の葬儀
この調査に限らず、自分の事に関しては葬儀は要らない・お墓も要らないという方が多いようですが、配偶者やご家族に関してはきちんと見送りたい・お墓もきちんとしてあげたいというズレがあるような気がします。
上記にもあるように、葬儀には気持ちの整理をつけるという意味が深いと思います。
亡くなったのが自分だと想定すると、気持ちの整理をつけるという発想が生まれません。
亡くなったのが配偶者と想定すると、気持ちの整理をつけるという発想になります。
このズレを解消するためにも、事前に家族間での話し合いやエンディングノートが、いざという時の準備になると思います。
必ず葬儀に参列したい人は?
やはり両親や配偶者の家族が、圧倒的に多い回答のようです。
見送る人の気持ちと旅立つ人の気持ちのギャップがあるからこそ、事前相談や事前準備が必要だと思います。
参考