亡くなられた方は、勤め先でも親しまれているようでした。
急死された様子で、親族の方も対応に追われているようでした。
喪主のご長男様と打ち合わせを行った後に、次男様とお電話をした時は『やっぱり家族葬に変更します。』とおっしゃられていました。
再度、家族葬の打ち合わせをしようとした時に、次男様から『一般葬でお願いします。』と再度おっしゃられてきました。
長女様も一般葬を希望されていました。
お通夜に会葬者が100名ほどお見えになりました。
会社では凄く親しまれていたようで、泣いておられる方が多数いらっしゃいました。
葬儀・告別式を終え、初七日法要も終わった時に、長男様・長女様・次男様で色々とお話しされていました。
最後のお見送りの時に、喪主の長男様に『たくさんの方に見送られて故人様も喜んでおられるんではないでしょうか?』とお声をかけさせていただきました。
長男様から『家族葬でなく一般葬にして本当によかったです。』と。
家族葬が当たり前のように言われている風潮ですが、たくさんの方に偲ばれながら見送られる。
抑えるべき費用は抑える。
でも、見送りたいという気持ちを持っている方々のためにも葬儀・告別式という儀式は必要だなと
改めて認識しました。
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