キリスト教葬儀の前夜祭で

本日は、お忙しいところ、わざわざ前夜式にお越しいただきまして、まことに恐れ入ります。
夫・迎夫は、今は天国にあって安らかな憩いのときを与えられていると信じています。
生前はいろいろとお世話になりました。
また、夫の入院中は皆様にはお忙しい中を、お見舞いくださり、ひとかたならぬご心配とお心づかいをいただきまして、まことにありがとうございました。
あまりの突然の死に、まだ、呆然としておりますが、故人になりかわりまして、深く感謝申し上げます。
残された私たち遺族もいたずらに涙を流すだけでなく、聖霊によって励まされて、今日からの歩みを天国に向けて進めてまいりたいと願っております。

あちらに簡単ですがお茶とお菓子を用意いたしました。
召し上がりながらおくつろぎくださいまして、故人をしのんでいただければと存じます。
本日はありがとうございました。

キリスト教葬

自由葬・無宗教葬を選ぶことになった理由

お忙しいところ、本日は妹・内藤志保子のしのぶ会にご出席いただき、ありがとうございます。
姉の一美でございます。
妹は心臓に持病がありましたが、たいしたこともなく、これまで元気に過ごしてまいりました。
一カ月前にも仕事のお仲間とオーストラリアを旅行したほどです。
ただ、自分の葬儀のことは考えておりまして、「万一のときは自由葬にしてほしい。
花をたくさん飾って皆さんにいらっしゃっていただき、おいしいごちそうでおもてなしをして、私のうわさ話でもしてもらってね」と申しておりました。
今日は妹の好きだったピンクの花を選んで祭壇を埋めさせていただきました。
日ごろからあわて者だった妹らしく、あわただしく旅立ってしまいましたけれど、今ごろは花の香りに包まれて安らいでいることでしょう。
仕事一途な妹でしたが、皆様には親しくおつきあいいただき、ご厚情を賜りましたことを、心から御礼申し上げます。

お別れの会は、明日午後一時から当会場で無宗教で行います。
ご参会いただけましたらと存じます。
二階に簡単な席を用意してございます。
お時間がございましたら、お召し上がりいただきながら、妹をしのんでやってくださいませ。
きっと妹も天国で楽しく耳を傾けることでございましょう。

無宗教葬

通夜振舞いをしないケース

本日は、お忙しいところ、妻・亜希の通夜にお越しいただきましてありがとうございました。
故人にかわりまして、心からお礼申し上げます。
本来ならばお食事を用意し、故人をしのんでいただくところですが、あいにく本日は準備がととのっておりません。
まことに不行き届きで申しわけございませんが、なにとぞご容赦くださいますようお願い申し上げます。
どうぞ、お気をつけてお帰りください。
本日は、ほんとうにありがとうございました。