喪中はがきとは

喪に服するという言葉をよく聞きます。

喪主・喪家の喪ですね。

喪中とはご家族が亡くなられてから1年間が一般的と言われています。

その間の結婚式や祝宴、年賀状などを控えるために当家は喪に服していますと先に連絡すること。

相手が年賀状を送ってくれたのに、何も反応しないのは失礼にあたるので喪家がお知らせしておく必要があります。

 

喪中はがきの時期

年賀状を相手が用意する前に届くのが良いとされているので、一般的には11月の中頃にと届くように出します。

テレビのCMで年賀状が出だした頃に出すくらいがちょうど良いタイミングです。

 

喪中はがきの種類

2種類あります。

私製はがきと官製はがきがあります。

国が発行しているはがきを官製はがき。

一般的に郵便局やコンビニ等で売られているのが官製はがきです。

 

私製はがきとは極端に言うと手作りはがきです。

自分ではがきと同じ大きさに切って、切手を貼れば郵送することが出来ます。

 

官製はがきは切手代も含まれているのでコスト面で私製はがきより安くすむのがメリットです。

私製はがきはサイズが大きくなると追加料金が発生したりと、難しい面があるのであまり利用されていません。

 

ただし、業者が制作している私製はがきは厚みもあり良い印象を与えるように出来ています。

喪中はがきに印刷もトータルで任せて私製はがきを利用する人もいます。

 

喪中はがきの注意点

句読点を付けない。

会葬礼状や喪中はがきなどは句読点は付けないというのが基本でした。

昔は句読点というのがなかったというのが理由らしいのですが、最近では句読点がある文章が当たり前になっているので、こだわらず付ける人も増えているそうです。

フォントは?

行書体が一般的です。

最近では装飾されていないゴシック体を使う方もいます。

コメントは入れていい?

一般的にはコメントやメッセージは入れてはいけないと言われています。

しかし、最近は一言入れる人も増えています。

相手にお礼を伝えるという意味では、悪いことではありません。

 

喪中はがきを出していない人から年賀状が届いた場合

喪中はがきを出していない人から、久しぶりに年賀状が届くこともあります。

相手の近況が変わったときに届いたり。

そのような場合は『寒中見舞い』として、1月下旬から2月中旬までに欠礼した旨を伝えると良いとされています。

 

喪中はがきを出す相手が比較的高齢者が多い場合は、今までの慣例通りにした方が良いでしょう。

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