互助会の

メリット・デメリット

きちんと知っていますか?

判決

互助会のシステム

 

海天

あなたは「互助会」とは

どういうシステムなのかご存じですか。

 

互助会は

お金を積み立てて満期になると、

そのお金でその会社が提供する

祭壇一式の権利が

受けられるというサービスです。

 

*積立金が満額になると、そのお金で葬儀が出来ると勘違いしている人が多いようです。

*祭壇を利用する権利です。祭壇を気に入ったから欲しいと言っても貰うことは出来ません。

 

 

この権利は「役務」といいます。

 

会員特典もあり、

祭壇費用が大幅に安くなったりもします。

 

ただし、他社で同クラスの祭壇費用が50万で利用できるところを、

定価100万設定の60万で利用できるという

数字のトリックがあるケースも。

 

海天 シリアス

*ご近所の互助会でない葬儀社と見積もり比較検討をすることを強くお勧めします。

 

 

会員は1口3~5千円くらいの金額を

5年などの長期間積み立てて、

万が一の時のために

備えることができるシステムです。

 

 

互助会は、

会員が積み立てたお金で

立派な斎場を建てたり、

新しい祭壇を購入したりと、

会員がより良いサービスを

受けられるようにしています。

 

 

また、

互助会の会員には

「解約」という選択肢もあります。

 

 

 

手数料は取られますが、

最近では見積もりを貰い

他社と金額を比較するのは

当たり前のことになっています。

 

 

しかしながら、

互助会へ解約を申し出ると、

こんなトラブルが起きる可能性もあります。

互助会とは

 

トラブル事例

村上さんは、

息子さん夫婦と

一緒に暮らすことになり、

少し離れた土地に

引っ越すことになりました。

 

 

それまで近所の互助会に

50万円ほど積み立てていたので、

引っ越したらそのお金がどうなるのかと、

問い合わせてみたところ、

提携している互助会を紹介するので、

そこへ移籍ということになると言われました。

 

 

ところが調べてみると、

紹介された提携先の互助会は、

新しく住む家からはちょっと不便な場所でした。

 

また、

提携先では全額は利用できないと言われました。

 

50万円の内、

30万円は利用でき、

後は多少のサービスがつくとのこと。

 

会館も古く

提携先のサービスも気に入らなかったので

解約を申し出ることにしました。

 

解約申し出

村上さんは案内された解約の窓口に電話をして、

自動音声の質問に答え、

最後に電話番号を入れて

折り返しの電話を待つことになりました。

 

 

ところが、

10日ほど経ってもなしのつぶて。

音沙汰がありません。

 

 

そこで、

もう一度手続きをして待ちましたが、

全く連絡がくる気配がありませんでした。

 

 

解約窓口に何度も何度も電話しても

埒があかなかったので、

代表電話にかけて解約の旨を伝えてみると、

「確認ができてから折り返し電話する」

とのこと。

 

代表電話の対応も少し気になりました。

 

再度待つことにしたのですが、

数日待っても何の連絡もありません。

 

 

「これはおかしい」と思い、

代表電話に強い口調で抗議を入れると、

すぐに折り返しかかってきて、

「代理店が閉店したからよくわからない」

だの

「調査中」だのと、

何人もの人に電話を代わりながら、

くり返すのだそうです。

 

たらい回しです。

 

村上さんは

「ああ、応じる気がないな」

と悟り、

素人では無理だとあきらめたそうです。

 

 

 

結局、

村上さんは地域が変わって

使えなくなった互助会の権利を、

1年以上もそのまま持ち続けるハメになっていました。

 

知り合いに法律関係の人がいたので

話を聞いてもらいました。

 

市民団体の人にも話を聞いてもらい

解約手続きを手伝ってもらうことに。

 

問い合わせた互助会も、

なんだかよくわからない「葬儀相談員」が突然出てきたうえに、

村上さん本人と協力しあって、

代わるがわるに「あ-だこ-だ」と言うものだから、

ほとほと困ったのか、

少しずつ進んで解約が成立したのですが、

私が交渉を始めて村上さんが

解約の手続きをしに行けるまでには約2カ月かかり、

そのうえ、

入金されたのは1カ月以上経ってから。

解約金

 

そして、

手数料として2割(約10万円)も

取られてしまいました。

 

 

この村上さんのケースのほかにも、

互助会の解約トラブルは数多く寄せられていて、

なかにはありえない嘘をついてまで、

解約を渋ったりしています。

 

 

たとえば、

「母の遺品整理をしていたら会員証が出てきて、

葬儀も終わってしまったので解約を申し出たら、

本人ではないという理由で断られた」とか、

「解約を申し出たが会員証を失くしてしまい、

それを理由に断られた」とか、

はたまた

「片道3時間かかる本社まで出向かないと応じられない」、

「代理人は弁護士だけしか受け付けられない」

「(本人名義にもかかわらず)解約書類を作成するのに、戸籍謄本が必要」などなど、

互助会の解約の多くは一筋縄ではいかないことがあるのです。

 

 

確かに昭和記年まではよほどのことがないと解約できなかったのですが、

昭和弱年に互助会の約款(規則)が改正され、

今では理由を問わず解約できるようになっています。

 

 

ところが、

いまだにスムーズに応じられないケースが後を絶ちません。

 

もともとは自分のお金なのに、

なぜ解約がこんなに大変なのでしょうか。

 

 

入会するのは簡単なのに、

なぜ解約だけがこんなに手間取るのでしょうか。

 

どうして解約手数料が取られるのでしょうか。

 

それは、

互助会に積み立てるということは、

あくまでも「積み立て」であって

「預貯金」ではないからなのです。

 

 

「互助会に積み立てる」ということは、

「互助会でお葬式をする権利を得る」というだけのこと

(しかも祭壇一式のみの権利)。

 

互助会は、会員が積み立てたお金を遣って、

新しい斎場を建てたり、

祭壇を買ったりしていますので、

会員の方々が積み立てたお金がそのまま残っているわけでもなく、

解約が多くなれば破綻の恐れだって出てくるしくみの上に

ギリギリで成り立っています。

 

 

会員を際限なく増やして、

なおかつお葬式のときには追加料金を取って、

ようやく成り立つしくみですから、

解約を渋るのは当然かもしれません。

 

これが解約渋りの原因です。

 

解約トラブルの防止策は、

将来引っ越しする可能性がある場合は、

互助会には入会しない。

これに尽きます。

 

もしあなたがすでに入会していて、

解約を希望する場合は、

解約専用電話にかけても「放置」されていると同じことですので、

必ず代表電話にかけること。

 

 

そして、

強い口調ではっきりと意思を伝え続けること。

 

好があかない場合は、

「なぜ応じられないのか」を聞き、

相談機関に相談する旨を伝えると態度が多少違います。

 

あとは、本当に相談機関に相談しましょう。

 

・経済産業省取引信用課(電話03‐3501‐2302)
・地域の消費生活センター(国民生活センターHPで調べられる。http://www.kokusen.go.jp/

 

互助会トラブルの種類は多岐にわたっていて、

「外交員の嘘の営業」や、

この「解約トラブル」のほかにも、

他の互助会への移籍が自由にできなかったり、

営業と現場が離れているせいで喪家の要望が叶えられなかったり、

はたまた互助会が倒産してしまい、

積立金の半分しか戻ってこないなんていうケースまであります。

 

昨今の互助会裁判事例

 

解約手数料裁判について | 一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会

https://www.zengokyo.or.jp/cerema/

互助会契約の解約手数料についての裁判は、

平成20年に京都の特定非営利活動法人京都消費者契約ネットワークが、
解約金条項使用差止請求を申し立てて以降、全国で約10の訴訟が提起され、
判決が出されてきました。それらのうち大阪、名古屋、福岡 …
互助会 判例
 
 

冠婚葬祭互助会の解約トラブル – 京都消費者契約ネットワーク

kccn.jp/zireikankonsousai.html

冠婚葬祭互助会業者と契約し、

月掛金3,000円を100回、合計30万円を払い込んだが、
使うあてもないので解約した。
ところが業者からは解約手数料を差し引くと言われ、
25万円程度しか返金されませんでした。
貯金のようなものだと思っていたのに、全額の …
 
 
専門的な話で分かりづらいとは思いますが、
基本的には消費者側の言い分が認められています。
 
解約手数料など、
一般的に納得ができる金額に

 

もちろん、すべての互助会がこうではありません。

一般に言われている互助会のメリットとは、

以下の3つ。

 

  1. 事前にある程度(総額の3分の1~5分の1程度)の準備ができること
  2. 豪華なお葬式ができること
  3. 互助会所有の会館が使えること

上記メリットがどうしても必要な場合のみ、

契約内容すべてを理解して、

納得した上で入会するようしましょう。

 

 

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